20080423
【IT Japan 2007】「デザインに凝ったウェブサイトほど予約率は低かった」,星野リゾート社長が講演:ITproを読んで、思ったことを覚え書きとしてかきます。
「視線追跡」という手法を活用。利用者に視線を追うカメラを装着し、星野リゾートが運営する施設のウェブサイトを利用してもらう実験を重ねるなかで、多くのことを発見したという。
「デザインに凝ったウェブサイトほど点数が低かった。そういう施設では実際に予約率も低いことが分かった」。
「デザインに凝ったウェブサイトほど点数が低かった。」というのは、表現として語弊があると思います。
デザインに凝るということがどういうことなのか、「視線追跡」という手法と「デザイン」は必ずしも相反する言葉ではないはずです。
デザインという言葉の意味が、デザイナーの見た目に対するただの独りよがりの拘りじゃないということを、伝えることができるデザイナーにならなくては。
design
20080409

自分はこれまで知らなかったんですが、Opera には font-family の再現にクセ(バグ)があるようですね。
Web Designing 誌を帰りになんとなくパラパラ読んでいたところ、IE 6 / 7 と Opera 9 ではフォールバック聞かないという記事があったので、ちゃんと読んでみたら、
body {
font-family:
"ヒラギノ角ゴ Pro W3",
"メイリオ",
Osaka,
"MS Pゴシック",
sans-serif;
}
とした場合、IE 6 / 7 & Opera 9 では "ヒラギノ角ゴ Pro W3" がない場合、それ以降の指定を無視してデフォルトの sans-serif フォントになってしまうとのこと。
いままで見落としていました、このバグ。
気をつけネバ。
ちょっとフォントについて考えてみる。
これまで、Web の世界ではフォントやタイポグラフィーというのは環境に依存する部分が多いということもあって、一般的なサイトでは画像としてデザインされてラスタライズされたもの以外は、グラフィック的な使われ方はあまりされていなかったように思います。
特に日本語のサイトにおいて、そう言えるのではないかと思います
でも、これからはブラウザの CSS の実装が強化されて、フォント周りの調整がより細かくできるようになるし、また、フォントの指定などもサーバー上のフォントデータをダウンロードして表示するなどの機能が HTML 5 に搭載されるなど、フォント周りのデザインは今後 DTP と同じような感覚で文字組みが可能になると思います。
そういう意味では、Web 制作において、今後コーディングという作業が、文字組みというデザインでもっとも重要な作業のひとつと限りなく近づくということです。
そういう意味では、画像ベースで作業をするデザイナーとしてだけではなく、コーダーとして作業する場合にも美しい文字組みや読み易い文字組というのを改めて考えて、意識しなくちゃいけないと思ってます。
DTP の仕事をしていた時、文字組みや字間の調整は、それこそ大げさではなく 0.01mm の単位で読み易さの追求が求められました。それはきっと、画面がピクセル単位になったからといって大きく変わることではないと思います。
だって、印刷物であってもディスプレイであってもその前にいるのは同じ人間なんですから。
今、単に見慣れている、というだけで違和感がなかったとしても、ちょっと気を遣って見れば、行間が狭くて読みづらいページや、逆に広すぎる行間、字間がつまり過ぎていたり、なにも調節していないテキストは Web の世界にはあふれています。
情報が文字としてそこにあれば読んでもらえる、というのは作り手側の思い込みだと思います。
ブラウザなどの環境が整いつつある今、リッチインターフェイスの Flash コンテンツや Ajax バリバリの Web アプリケーションも非常に魅力的ですが、こうした基本的な、でも一番大事な部分にしっかりと気を使えるデザイナー、はたまたコーダー、いや、クリエイターになりたいです。
参考リンク
css design font IE opera typography webdesign