バージョンが2になってますます素敵なグラフィックアプリになったPixelmatorですが、Photoshop慣れしている人にはまだいくつか不便な点もあります。
個人的には多少不便でも使ってる時の気持ち良さでPixelmatorをなるべく使ってるんですが、先日ニアレストネイバー法で画像を拡大したいことがあって、また仕方なくPhotoshopを使いました。
でも、そういえば、前バージョンを使っていた時はサードパーティー製のCore Imageプラグインを使って、Pixelmatorでもニアレストネイバー拡大ができるようにカスタムしてました。
Pixelmatorの最新バージョンでは、フィルター周りのUIがメニュー呼び出しから独自パレットになったり、結構大きくデザインが変更されたので、なんとなく中身も色々変わったんだろうなーと諦めてたんですが、よくよく調べてみたら前バージョンと同じ方法でエフェクトを追加できたので、ここにメモしておきます。
インストールするプラグインはこれです。
ダウンロードしたZIPファイルを解凍してできるPRHNearestNeighbor.plugin
を下記のフォルダに置きます。
/Library/Graphics/Image Units
この時、ユーザー名とパスワードの入力を求められます。
Pixelmatorを再起動すると、コマンド+3で表示されるEffects Browserに追加したエフェクトが表示されます。
あとは、他のエフェクトと同様の操作ですが、このニアレストネイバープラグイン場合はちょっと気をつけないといけないことがあります。
- 他のエフェクトと同様、レイヤー単位でしか適応できない
- 画像のアルファ情報には適応されない(画像に透明部分があると正しく処理されない)
と、完璧とは言えませんが、これでまた少しPixelmatorが便利になりました。
自分以外にどれだけ需要のあるTipsなんだよ…という気もしますが。ご参考まで。