SONYのブラウザ搭載デジカメというニュースを読んで


読んだ時、「ついに!」という気持ちもありましたが、よく考えれば、今までなかったほうがおかしいくらいかな。

「DSC-G3」は、IEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能に加えて、タッチスクリーンで利用できるフルブラウザ(NetFront 3.4)を搭載したデジタルカメラ。これにより、無線LANでインターネットに接続して、撮影した写真を画像共有サイトにアップロードしたり、写真付きのブログを更新するといった操作がカメラのみで行える。

こういう製品は今後絶対増えると思う。
無線LANはまだ都内でも設置が多い場所は限られているし、自由に使えるというところまで普及はしてないけど、ポータブルゲーム機、音楽プレイヤー、カメラ、という風にいろんな製品にブラウザが備え付けられるというのは、確実に今後の流れじゃないかと思います。

ちなみに、搭載されているブラウザはNetFrontなんですね。

僕の携帯にも同じブラウザが搭載されてます。たまにしか使わないけど使用感はなかなか良いです。前に使っていた京ぽんに入っていたOperaと似た印象。

OperaもPC以外のデバイスに向けたブラウザを昔から提供しているし、最近はニンテンドーDSiのブラウザを共同開発とか、段々時代が追いついてきた、という感じがしますね。
パソコンも携帯もその他の家電製品とか、それぞれ使い勝手は違うし、デバイス毎に使いやすいものを使うというのがベストだと思うけど、普段Macで使っているOperaは本当によく出来たブラウザだと思うし、他のデバイスにも今後搭載されるケースは増えてくると思います。

それを後押しするこんな記事も発見

もう、Webはパソコンや携帯で見るもの、という考え方はもう古くなってきた感じがします。

iPhone最適化サイトについて

パソコン、携帯、と来て、今一番アツいデバイスはiPhone(これが携帯かどうかという話はひとまず横によけておいて。)ですが、そんなiPhoneブームで、最近iPhoneに最適化したサイトを作るというTipsとか、iPhoneに最適化したサイトの紹介などがありますが、個人的には一時的な流行のような気がしてあまり乗り気になれないんですよね。
日頃、仕事でWebサイトを作っているから、単純にパソコン向けとは別のサイトを作る必要がある、という手間があるという事情も、それが実際の仕事だとしたら実際あるかもしれませんが、僕はそれよりも、全てのデバイスでいわゆる「フルブラウザ」が実現するほうが便利になると思います。
iPhoneに限らず特定の閲覧環境に最適化したものは、飽くまでそのオマケという感じ。

もちろん、パソコンで見ることを前提としているWebサイトを画面の小さい携帯とかiPhone(実際持ってるのはiPod touchだけど)とかでみれば、使いづらい、見づらいことはあると思いますが、iPhoneのSafariとか、ニンテンドーDSiブラウザーとかを見ると、逆にブラウザのほうから、今あるWebサイトが見やすいような機能が搭載されてたりして、iPhone用のサイトとかが一般化するよりも、ブラウザ側の進化のほうが早いように思います。

そんな中で、Webのデザインも今の形を残しつつもさらに汎用性を持たせたものになっていくんじゃないかと。

と、まぁ、わかったような事書いてますが。 🙂
とにかく、Webを見る環境がもっと多様化することで、Webの可能性が広がることは凄く楽しみです。

あ、あとそういえば。

あけましておめでとうございます(笑


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